マスコミに踊らされる教員?
ブログ立ち上げの時に、私を驚かせるニュースがいくつかありました。その1つがこれです。このニュースが出た時には、いろいろな話が飛び交いました。まぁ、そのへんは興味がある人が見聞きすればいいわけで・・・。
この義家先生が勤務している北星学園余市高校というのは、今でこそ全国的に名の知れた学校ですが、そもそもは大学の付属校でありながら過疎地に立地している経営状態の苦しい学校でした。そこで打ち出したのが、中退生の編入制度。これが朝日新聞(1987.8.18)にでっかく掲載され、当時の記事を読んだ私は非常に興味を持ったのが、北星余市を知るきっかけでした。
その後、新聞で紹介される記事はもちろん、学校をルポした本はおおよそ購入しました。さらに、当HPの参考資料を集める調査依頼をした時でしょうか?返信に来たのが、膨大な量の実践記録でした。
これだけで、北星余市が何をやっているのか、何をやりたいのか、私には十分理解ができました。
そんな中で地元放送局がクローズアップし、ルポしたものがオンエア。初めは道内限定だったものが、やがて全国ネットで放送され大きな反響を呼びます。そのシリーズの1つが「ヤンキー母校に帰る」でした。ドラマにもなりました。この「ヤンキー」が義家先生なのです。
・・・スポット当てすぎです。確かに、経歴を見ても、実践を見ても、全国から引く手あまたなのは分かります。しかし、酷使しすぎでした。
すぐれた実践を紹介することは大切だと思います。しかし、それ故にすぐれた実践者に光が当たりすぎて、つぶしてしまうことは、損失だと思います。
何か話にまとまりが付かなくなりましたが、この義家先生、来年度からはここに勤務するそうです。教室を職場にしなかったと言う点では残念ですが、これからの教育のために力を発揮して欲しいです。
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コメント
拙Blogへのコメントをありがとうございました。別館若しくは本館とのリンクを張らせていただきたく存じますが、如何でしょうか。
で、このニュースを見て、「へ?」と疑問がわいちゃいました。結局義家さんのマネジメント(スケジュール管理?)をやっている会社があり、そこに仕事が委託されているわけで、氏が有名になった時点で「実践者」の顔が変容してしまったようにじぃには思えてなりません。体当たりで子ども(学ぶ主体)と向き合うのはとても大事なことだ、とじぃ自身も身をもって味わっていますが…。別館で「教員の資質と資格」というテーマで繰り言を綴ろうかと構想中です。
投稿: じぃ。 | 2005/03/15 12:32
じぃさん、レスどうもです。(^^;>
確かに委託業務の話は「ちょっとな」と思っています。(ま、その辺も含めて、「いろいろな話」ということで・・・。)
ともあれ、教育委員としての有益な活躍と、北星余市の今後の充実した教育活動に期待したいところです。
P.S. リンクはOKです。(ブログでもHPでもどちらでも。)こちらもブログにリンクを貼りますか?
投稿: W.T.宮城@管理人 | 2005/03/16 03:21
リンクの件はお任せします。こちらとのリンクは別館にさせていただきたく存じます(_ _)。
投稿: じぃ。 | 2005/03/17 00:55
ということで、リンクさせていただきました。<(..)> 今後ともよろしくお願いします。
投稿: W.T.宮城@管理人 | 2005/03/17 02:11
こちらもリンク完了しました。ありがとうございました(_ _)。入試業務、お疲れさまでした。
投稿: じぃ。 | 2005/03/17 14:45