我が母校、共学化か?
私のふるさとであり、現住地である県の高校の共学化が、県教委サイドで決定したようです。
実は今回の計画に、我が母校が含まれているのです。
実際、以前から共学化の話が出ており、先輩・同期の友人・後輩と内輪で議論を重ねたりもしました。
個人的には、「来るべきものが来たな」という感想です。
しかし、なんか心に残るものがあります。
私は約10年前に、首都圏で就いていた職を辞し、ふるさとに戻りました。学生時代住んだ地に戻るのは当然の事と言えばそれまでなのですが、他にも考えたことがあります。
そのうちの1つが、「自然が豊かで、山・海も近場にある。自分が受けた教育に多少の不満があるが、のびのびと過ごすことができた。もし結婚して子供ができた時は、この環境の中で子供を育てたい。」ということでした。(といっても、結婚すらまだ「どこに見えるの?夢の夢だね。」状態ですが。(自爆))
その中でも、男子校という独特の環境下にあった高校3年間の印象は、強烈に残っています。
入学してすぐの応援団の歌唱指導に始まり、男だけということで妙に盛り上がった各行事、今であれば「体罰だ!」などと言われかねないあくの強い教員陣の授業と、クラスメイトの妙な盛り上がり。(「シーコール」に代表される。)野球部の応援に行けば、強烈な野次の嵐とすさまじい応援を繰り広げ、勝てば応援に来たみんなで凱歌を歌う。etc 女子がいない分、開放的かつ切磋琢磨できた3年間だったような気がします。
異性に関しては、「合コン」なんかやったのも、いい思い出です。(笑)
ま、ノスタルジーはこのくらいにして、本当にのびのびと高校生活を送れたのは、別学校だったからだと思います。このような環境を無くしてしまうのは、本当に惜しいと思います。
しかし、現在もたまに母校に足を運ぶのですが、やはり20年近く経つと生徒の雰囲気も変わってきており、学校行事や学習に対する意識もかなり変わってきているようです。(数年前に部活指導を行って、そう感じました。)
時代に合わせ、学校を変えていくのは大切な事だと思います。しかし、その根底にある「母校らしさ」は失わずに残して欲しい、そう痛切に願います。
この件について、また関連項目については、時を改めて書きたいと思います。
※我が母校の在校当時の様子は、1つ上の先輩が書いたサイトが詳しいようです。
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